病室に入ると、いとこの姉さんやその旦那さん、その子供たち、父の兄の嫁様、などなど(などなどとは失礼な書き方ですが)人がいっぱい!
僕はたまたま人が大勢居る時に来たらしい。
そして たくさんの人に囲まれて真ん中にあるベッドで安静にしているおばあちゃん。
実は何年ぶりかの対面。大学入ってからは忙しくて全然岐阜に行けていなかった。
おばあちゃんは元気そうだった。
何本か管が身体に通っていてそれをみるといわゆる軽傷ではなかったのは容易に想像出来た。
でも、ここが集中治療室、病室であることに違和感を感じるほど、おばあちゃんは元気そうだった。
おばあちゃんは目がよく見えてないので、最初は僕が来たのが分からなかったようだ。
で、気を利かせてくれたおばちゃん(おばあちゃんの娘さま)がメガネをおばあちゃんにかけてくれた。僕もおばあちゃんのすぐ横に近寄った。
・・・・・・・・・・・・・・・!!
おばあちゃんが気付いてくれた。
すると おばあちゃんは
「遠いトコからわざわざありがとうねぇーぇ」と言いながら 静かに涙をこぼした。
それを見て僕も泣きそうになった。何かがこみ上げてきた。
けど、明るい雰囲気が流れていたので溢れ出てくる涙をグッと堪えた。
どうやらおばあちゃんの具合はとても良いらしい。この分だとすぐに普通の病室→退院出来そうとの事。
なにせこのおばあちゃん、
今年90歳になるというのに、未だに農業現役なんです。
幾分痩せたようだけど肌はすごく健康的にきれいだし、しゃべり方も僕が幼い頃に記憶している感じとなんら変わらない。ホントに凄い。
多分こんなおばあちゃんだから、大事に至らなかった。そんな気がする。
本当のまっそーはここにあった。そんな気がする。
嬉しかった。ここに来て、おばあちゃんに逢えて、本当に良かった。
おばあちゃん、早く元気になってね。
そんなこんなでおばあちゃんは大丈夫なもんだから病室は終始なごやかムード。
病室を出る時には僕はすっかり気分も晴々していました。
で、そんな感じで病院を出る。
ここの病院、あたり一面、山。山。
しばし、その広大な自然に、浸る。
いいねえ、こういうとこ、こういうところ、好きだぜ俺。
すると、ある建物が目に入った。
薬局である。
いや、普通の薬局なんだけど。。。(笑)
どうしてもあるネタを想像させるその薬局。
これはアレをしなければ。自分の衝動を押さえきれない。パシャリ。
「アイーーン」
「アイーン薬局」
変な達成感と共に母方の実家へ。
到着。
その後は岐阜の町を母と、夜は僕の兄も合流しておじさん(母の弟さん)の車でドライブ、色んなお店に連れて行ってもらった。
とても楽しいひとときでした。
そして帰ってからも夜遅くまでおじさんと宇宙の神秘について語った(嘘のようなホント)
興味深かった。
次の日、京都へ。
僕の車で母と兄も一緒に帰ることに。3人ドライブもまた良いもんでした。
今回、本当にたまたま都合良く予定が空いていて、お見舞いに行く事が出来た。
忙しいけど、こういうのは大切なことだなと心から思った。
皮肉ではないですが、おばあちゃんのおかげで、色々良い経験が出来ました。
また、行きます。
ありがとう、おばあちゃん。
(余談ですが、、、)
母方の僕のおじいちゃんなんですが、御年82歳にして現役(傘屋)
彼はホントに几帳面ですごく真面目で聡明なお方なんですが、
何と毎日、腕立て伏せを100回やってるそうな(!)
しかも50回×2(!!)
何でもぼけない為に、身体が弱らないように自主的にやってるらしいのです。
今回会った時見たら、僕より腕がガッシリしてました(爆)
オミソレシマシタ。。。。OTL
本当のまっそーはここにもあった。
安田