ベルリン

あけましておめでとうございます。


年末と新年はベルリンのせの家で過ごした。

彼は、31日と1日の二回、シュターツカペレの第九の本番があるにも関わらず、お好み焼きなどをもてなしてくれた。

1日の方の本番を聴きに行った。テレビで見たことのある有名なベルリン国立歌劇場だ。世界一流のオケのステージの左端で、たわし頭のせが奮闘していた。信じられないが確かに彼はステージに立っていたのだ。終演後、ホールを出ると、ちょっくら弾いてきましたって感じで、もう入口のところに彼はいた。なんかめちゃくちゃ慣れてるじゃないですか。

世界一流といえども、オケの雰囲気は、そこまでピリピリしてはいないらしい。みんなが、生活の一部として音楽をやっている。それが演奏にも表れていた。うまさをみせつける演奏ではない。とても人間的。3楽章のpがどれほど美しかったことか。

これが本来の音楽家のありかたなのかも知れない。日本にいるときは、「いかにうまくなるか」ばかりを考えていた。美しい音楽を創るという目的がいつにまにかどっかに行き、人よりうまくなり、人に認められるということことだけを追いかけるようになっていた。そうでもしないとやっていけないのだ。

そもそもうまくなるとは何なのか。がんばるとは何なのか。

ドイツに来てから、よく考えるようになった。

さたけ
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  by hotto-brothers | 2009-01-04 03:46 | 佐竹

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